…太平洋のポリネシア地域では,主食として栽培しているサトイモや,それに類似のサトイモ科植物をタロと一般的に呼んでいる。それからサトイモ類を英語でtaroと呼ぶようになり,さらにその呼び方が日本にもち込まれ,〈タロイモ〉という総称名が,南方系の栽培サトイモ類に使用されるようになった。…
…単数ではホーラHōraといい,英語hour(〈時間〉)の語源。ヘシオドスの《神統記》によれば,ゼウスとテミス(〈掟〉)を両親とするエウノミアEunomia(〈秩序〉),ディケDikē(〈正義〉),エイレネEirēnē(〈平和〉)の3女神とされるが,一般には季節の移り変りとともに訪れて,植物を生長させ,花を咲かせる女神たちと考えられ,アッティカ地方ではアウクソAuxō(〈成長〉),タロThallō(〈花盛り〉),カルポKarpō(〈実り〉)と呼ばれた。その後ヘレニズム時代になると,春夏秋冬の四季(もともと一年は春夏冬の三季に分けられたが,前5世紀中ごろより〈秋〉の語が使われ出す)そのものもホーライと呼ばれるようになり,美術作品ではそれぞれの季節を象徴する持物とともに表現された。…
※「タロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...