現代外国人名録2016 「チャールズテイラー」の解説
チャールズ テイラー
Charles Taylor
- 職業・肩書
- 哲学者 マッギル大学名誉教授
- 国籍
- カナダ
- 生年月日
- 1931年11月5日
- 出生地
- ケベック州モントリオール
- 本名
- テイラー,チャールズ・マーグレイブ〈Taylor,Charles Margrave〉
- 専門
- 社会哲学, 政治学, 経済学
- 学歴
- マッギル大学(歴史学)〔1952年〕卒,オックスフォード大学(哲学・政治学・経済学)〔1955年〕卒
- 学位
- 哲学博士(オックスフォード大学)〔1961年〕
- 資格
- ブリティッシュ・アカデミー会員, カナダ王立協会会員, 米国芸術科学アカデミー会員
- 勲章褒章
- カナダ勲章〔1995年〕, ケベック国家勲章〔2000年〕
- 受賞
- テンプルトン賞〔2007年〕,京都賞(思想・芸術部門,第24回)〔2008年〕「多様な文化の共存をめざす社会哲学の構築」
- 経歴
- 1961年マッギル大学政治学助教授、’62〜71年モントリオール大学哲学教授。’73年よりマッギル大学政治学部、のち哲学部教授、2006年同名誉教授。2002〜2007年ノースウェスタン大学教授。行動する知識人として、ケベック新民主党の結成に参加。共同体の中で他者との対話を通じて自己を承認されることにより、善く生きることができるとの考えによる“共同体主義”“多文化主義”を提唱。邦訳書に「ヘーゲルと近代社会」(1979年)、「自我の源泉―近代的アイデンティティの形成」(’89年)、「〈ほんもの〉という論理―近代とその不安」(’91年)、「今日の宗教の諸相」(2002年)、「近代―想像された社会の系譜」(2004年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報