ティパサ(英語表記)Tipasa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティパサ」の意味・わかりやすい解説

ティパサ
Tipasa

アルジェリア北部の村。首都アルジェの西約 70kmの地中海沿岸に位置する。前5世紀,フェニキアの植民町として建設され,ローマに引き継がれたのち,5世紀末に破壊された。ローマ時代の議事堂浴場劇場神殿などの遺跡が多数残り,1982年世界遺産の文化遺産に登録。現在の村は 1857年ブドウ栽培のためにつくられた。人口 7066 (1987推計) 。

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