現代外国人名録2016 「デービッドロッジ」の解説
デービッド ロッジ
David John Lodge
- 職業・肩書
- 作家,批評家 バーミンガム大学名誉教授
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1935年1月28日
- 出生地
- ロンドン
- 学歴
- ロンドン大学英文学科〔1955年〕卒
- 学位
- 博士号(バーミンガム大学)〔1967年〕
- 勲章褒章
- フランス芸術文化勲章シュバリエ章〔1997年〕, CBE勲章〔1998年〕
- 受賞
- ヨークシャーポスト紙小説賞〔1975年〕「交換教授―二つのキャンパスの物語」,ホーソーンデン賞〔1976年〕「交換教授―二つのキャンパスの物語」,ホイットブレッド年間最優秀作品賞(1980年度)「どこまで行けるか」,英連邦作家賞ユーラシア部門最優秀作品賞〔1996年〕「恋愛療法」
- 経歴
- ロンドン大学で英文学を学ぶ。バーミンガム大学の講師時代、最初は特別研究員として、2度目は客員教授として、計2年間を米国で過ごす。同大教授を務めたが、早期退職して作家生活に入る。大学や学者を描いたコミック・ノベルを得意とし、小説に「大英博物館が倒れる」(’65年)、「交換教授―二つのキャンパスの物語」(’75年)、「小さな世界―アカデミック・ロマンス」(’84年)、「素敵な仕事」(’88年)、「楽園ニュース」(’91年)、「恋愛療法」(’95年)、「胸にこたえる真実」(’99年)、「考える…」(2001年)、「作者を出せ!」(2004年)、「ベイツ教授の受難」(2008年)、「絶倫の人―小説H・G・ウェルズ」(2011年)などがある。グレアム・グリーン、イーブリン・ウォーの系譜に属するカトリック作家であると同時に、批評の分野でも評論集「フィクションの言語―イギリス小説の言語分析批評」(’66年)、「岐路に立つ小説家」(’71年)、「Working with Structuralism(構造主義との共同作業)」(’81年)、「バフチン以後」(’90年)、「小説の技巧」(’92年)などを出版している。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報