とさ(読み)トサ

精選版 日本国語大辞典 「とさ」の意味・読み・例文・類語

と‐さ

  1. ( 格助詞「と」に間投助詞「さ」の付いたもの ) 引用の意を表わすのに用いるぞんざいないい方。多く、伝聞の表現に用いられる。…だそうだ。…だって。
    1. [初出の実例]「むかしざっとが海へいったとさ」(出典:雑俳・口よせ草(1736))
    2. 「それでも取り合はないんですとさ」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一〇)

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