トブラマイシン

化学辞典 第2版 「トブラマイシン」の解説

トブラマイシン
トブラマイシン
tobramycin

C18H37N5O9(467.51).Streptomyces tenebrariusが産生するアミノ配糖体抗生物質.融点218~225 ℃.+129°(水).3′-デオキシカナマイシンBに相当する.塩基性の水溶性物質で,メタノールに難溶.グラム陽性菌および緑膿菌を含むグラム陰性菌に殺菌的に作用する.カナマイシン耐性の原因であるリン酸化されるヒドロキシ基がないために,カナマイシン耐性菌にも有効である.抗菌活性は強いが,腎および聴器毒性も強い.硫酸塩として pH を調整した水溶液が注射や点眼に用いられる.LD50 441 mg/kg(マウス,皮下).[CAS 32986-56-4][CAS 79645-27-5:硫酸塩]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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