ドニエストル

共同通信ニュース用語解説 「ドニエストル」の解説

ドニエストル

正式名称は沿ドニエストル・モルドバ共和国モルドバを貫くドニエストル川東岸など4千平方キロ強(モルドバ全土の約12%)を実効支配し、独自の政府、軍、通貨を持つ。人口約50万人。モルドバがソ連内の一共和国だった1990年、ロシア語排除やルーマニアとの合邦を目指す政策に人口の約6割を占めるロシア人らスラブ系住民が反発し独立宣言した。91~92年にはロシア軍の支援を受け、モルドバ政府軍と武力衝突した。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

百科事典マイペディア 「ドニエストル」の意味・わかりやすい解説

ドニエストル[川]【ドニエストル】

ウクライナ西部およびモルドバを流れる川。カルパティア山脈北麓に発して南東流,オデッサ近く黒海に注ぐ。全長1410km。下流の広い河谷にはアシ低木が多い。
→関連項目キプチャク・ハーン国黒海モルドバ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android