どぶ

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 鉱石を溶かして精錬するとき生ずるかす。からみ。〔日本山海名物図会(1754)〕
〘名〙
※浮世草子・沖津白波(1702)四「ねぶかそろへてどぶそへて、跡で新酒をどぶどぶと」
② 酒粕を摺(す)り延べてとろとろにし、煮返してこしたもの。料理のだしに用いる。
※料理物語(1643)八「どぶとは何時もさけのかすをしぼりたるがよし」

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世界大百科事典内のどぶの言及

【ぬかみそ漬(糠味噌漬)】より

…漬物用のぬかみそは,この糂粏から派生したかとも思われる。なお,現在ぬかみそ漬をどぶ漬とも呼ぶが,もとはこの両者は別物であった。〈どぶ〉は酒かす,あるいはどぶろくをさしたことばで,どぶ漬も《料理網目調味抄》(1730)では,酒かすに白みそ,ないしは糂粏にどぶろくを混ぜたもので,ウリ,ナスその他を漬けるとしている。…

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出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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