デジタル大辞泉
「ドライエリア」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ドライエリア
dry area
地下室外壁の前面を開けて造った空堀。近世後期のイギリスの都市住宅,「テラスハウス」の主要な構成要素として完成した。歩道と建物の間を幅約 2m,深さ 2mから 2.5mほど掘下げて床面を築き,外から降りる小階段を付設して,地階の厨房に対する採光・通風を与えるとともに,ゴミ容器の置場などの機能を果す。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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ドライエリア
地下室の外壁の外側に設ける空堀(からぼり)(水を入れない堀)。採光・通風・換気・防湿・地下水の侵入防止など、地下室の居住性を高めるために設ける。◇和製語。ドライ(dry)+エリア(area)。
出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報
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ドライエリア
地下室の採光や換気、防湿などのために地下室の外壁に沿ってつくる空堀(からぼり)。
出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のドライエリアの言及
【堀】より
…他方,城館や邸宅に多少とも中世城郭のイメージをつくり出すことが,なお領主や都市の尊厳を保つのに役立ったので,主として美的効果と心理的効果のために堀を設けることが18世紀までしばしば行われた。18世紀以降,都市建築の地下階の換気・採光のため,ドライ・エリアdry areaと呼ばれる空堀を設けることが一般化したが,電灯や換気設備の発展で今日では行われていない。[城]【桐敷 真次郎】。…
※「ドライエリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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