現代外国人名録2016 「ニーナアナニアシヴィリ」の解説
ニーナ アナニアシヴィリ
Nina Ananiashvili
- 職業・肩書
- バレリーナ ジョージア国立バレエ団芸術監督 元ボリショイ・バレエ団プリンシパル
- 国籍
- ジョージア
- 生年月日
- 1963年3月28日
- 出生地
- ソ連グルジア共和国トビリシ(ジョージア)
- 本名
- Ananiashvili,Nina Gedevanovna
- 学歴
- トビリシ舞踊学校,モスクワ舞踊学校(ボリショイ・バレエ学校)〔1981年〕卒
- 勲章褒章
- ロシア連邦国家勲章〔1992年〕, グルジア国家勲章〔1993年〕
- 受賞
- ソ連邦文化省特別賞〔1981年〕,ロシア人民芸術家〔1986年〕,黄金のマスク賞〔1998年〕「夢の中の日本」,グルジア人民芸術家,ヴァルナ国際バレエコンクール・ジュニア部門第1位〔1980年〕,モスクワ国際バレエコンクールジュニア部門第1位〔1981年〕,モスクワ国際バレエコンクールシニア部門第1位〔1985年〕,ジャクソン国際バレエコンクール(米国)第1位〔1986年〕
- 経歴
- 幼時からフィギュアスケートの選手として活躍。バレエに転向してトビリシ舞踊学校からモスクワのボリショイ・バレエ学校に移り、たちまち才能を開花。1981年卒業後、ボリショイ・バレエ団にソリストとして入団し、伝説的なバレリーナだったライサ・ストルチコーワとマリーナ・セミョーノワの指導を受け、’83年プリンシパルになる。’80年のヴァルナ国際バレエコンクールジュニア部門1位を始め数々の国際コンクールに優勝。「白鳥の湖」「ロミオとジュリエット」「ドン・キホーテ」「ジゼル」など幅広いレパートリーを持つ。確かなテクニックと華やかな存在感で古典のヒロインを得意とする一方、マクミラン作品でのドラマティックな表現力にも定評がある。また’88年ソ連のダンサーとして初めてニューヨーク・シティ・バレエ団に客演。以後、英国やデンマークのロイヤル・バレエなどに客演を重ね、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)はじめ海外のバレエ団とも契約するなど幅広く活躍。’98年日本をテーマにした作品「夢の中の日本」でロシアのアカデミー賞とされる黄金のマスク賞のバレエ部門最優秀作品に選ばれる。’99年ヒューストン・バレエ団にプリンシパルとして入団。また独自のツアー・アンサンブル「ニーナ・アナニアシヴィリとボリショイのスターたち」とともに各地で定期的に公演を行う。2004年グルジア(現・ジョージア)国立バレエ団芸術監督に就任。以来、母国のバレエ復興に奮闘する。1990年以降公演のため来日多数。2015年Kバレエカンパニーの「海賊」に主演。164センチ、46キロ。1988年外交官のグリゴル・ワシャゼと結婚、2005年女児を出産。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報