デジタル大辞泉 「ネタニヤ」の意味・読み・例文・類語 ネタニヤ(Netanya) イスラエル北西部の都市。地中海に面しテルアビブヤッファの北約30キロメートルに位置する。1920年代に建設され、欧米系のユダヤ人移民が多く入植した。果樹栽培の中心地として発展。入植間もない頃から観光地化が進められ、現在は海岸保養地としても知られる。ネタニア。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネタニヤ」の意味・わかりやすい解説 ネタニヤNetanya ナタニアともいう。イスラエル中西部,地中海沿岸の都市。テルアビブヤフォの北方約 30kmに位置する。 1928年,アメリカ系ユダヤ商人で慈善家のネイサン・ストラウスの名をとって町の名称とし,29年にユダヤ移民が入植,住宅都市として成長。周辺ではオレンジの栽培が盛ん。工業では,ダイヤモンドのカット研磨で,全イスラエルの中心的な位置を占めている。 50年以降に発展した新工業地域には,紡績,ゴム・プラスチック製品,機械,薬品原料などの工場がある。避暑地としても有名である。人口 12万 300 (1990推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ネタニヤ」の意味・わかりやすい解説 ネタニヤねたにやNetanya イスラエル中部、地中海沿岸の都市。ハイファとテル・アビブの中間に位置する。人口16万3700(2001)、21万5672(2018推計)。1929年にユダヤ人の入植地として建設され、果樹栽培の中心地として、また海岸地域の交通、通信の要地として発展した。海水浴場のある保養地でもある。産業はダイヤモンド研磨、食品加工、薬品、ビール製造、機械などの工業が盛んである。[高橋和夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by