ハウスミュージック

デジタル大辞泉 「ハウスミュージック」の意味・読み・例文・類語

ハウス‐ミュージック(house music)

1980年代後半、米国シカゴクラブWarehouseを発火点に世界的に流行したダンス音楽。既成複数音源DJディスクジョッキー)が電子的にサンプリング・編集して聞かせるところに特徴がある。

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関連語 売物 前身 名詞

精選版 日本国語大辞典 「ハウスミュージック」の意味・読み・例文・類語

ハウス‐ミュージック

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] house music ) 一九八〇年代後半、米国シカゴのクラブ「ウェアハウス」を発火点に世界的に流行したダンス音楽。既成の複数の音源をDJ(ディスクジョッキー)が電子的にサンプリング・編集して聞かせるのが特徴。

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音楽用語ダス 「ハウスミュージック」の解説

ハウス・ミュージック[house music]

'80年代半ばにシカゴのクラブDJたちが始めたダンス・ミュージック。ウエアハウスというクラブで始まったことからついた呼称ドラムマシンを使った機械的なビートサンプラーを駆使した複数の既成の音源のフレーズ・サンプリングなどを特徴とする。フランキー・ナックルズ、トニー・ハンフリーズといったDJがシーンをリードしてきた。その後、アンビエント・ハウスアシッド・ハウスなど枝わかれし、アシッド・ジャズ・ムーブメントにも影響を与えている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハウスミュージック」の意味・わかりやすい解説

ハウス・ミュージック
ハウスミュージック
house music

ディスコのディスクジョッキーが自分意図感性に基づいて曲と曲とを部分的につなげたり,コンピュータを使ってリズムなどの要素を加えたりして編集したダンス音楽。ニューヨークで発生した。クラブ・ミュージックの前身で,ハウス・ミュージックを売物にするディスコを,特にクラブというようになった。

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