ハルグリームスソン(その他表記)Hallgrímsson, Geir

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハルグリームスソン」の意味・わかりやすい解説

ハルグリームスソン
Hallgrímsson, Geir

[生]1925.12.16. レイキャビーク
アイスランドの政治家。アイスランド大学卒業。 1959~72年レイキャビーク市長。 71年独立党党首。 74年8月首相就任。 76年2月イギリスとのタラ戦争で対英断交を行なったが,6月暫定漁業協定を成立させ,6ヵ月後の同年 12月イギリス漁船を 200カイリの排他的経済水域外にとどめることに成功,イギリスとの国交も回復した。 78年6月,総選挙で与党連合後退の責任をとって首相を辞任

ハルグリームスソン
Hallgrímsson, Jónas

[生]1807.11.16. エクスナダルール
[没]1845.5.25. コペンハーゲン
アイスランドの詩人。ロマン主義運動の巨匠。 1829年コペンハーゲン大学に入り,他のアイスランド出身の学生とともに同人誌発行アイスランド語の作品を発表した。博物学者でもあり,37~42年にアイスランド全土の調査をし,多くのすぐれた自然詩抒情詩を書いた。代表作『作品集』 Rit (5巻,1929~37) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む