ハレアカラ(その他表記)Haleakala

デジタル大辞泉 「ハレアカラ」の意味・読み・例文・類語

ハレアカラ(Haleakala)

米国ハワイ州、マウイ島東部にある楯状火山標高3055メートル。1790年を最後に大きな噴火はない。頂部の火口周辺は荒涼とした景観が広がり、かつて宇宙飛行士月面着陸訓練が行われた。ハワイ諸島固有の植物ギンケンソウが生育し、一帯ハレアカラ国立公園に指定されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハレアカラ」の意味・わかりやすい解説

ハレアカラ
Haleakala

アメリカ合衆国,ハワイ州マウイ島東部にある火山。標高 3055m。世界最大の噴火口もち,その周囲約 32km,面積約 50km2,深さ約 760m。火口原一部は,森林,一部は草地放牧が行われている。 18世紀中頃に最後の火山活動があった。かつてはハワイ国立公園の一部であったが,1961年ハレアカラ国立公園に指定された。

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世界大百科事典(旧版)内のハレアカラの言及

【ギンケンソウ】より

…特異な外観からハワイの象徴的な稀産植物として,厳重な保護のもとに置かれている。マウイ島とハワイ島の火山溶岩原にだけ生じ,とくにマウイ島ハレアカラ火山の火口中の群落が有名である。葉は長さ20~40cmで剣状,根もとから多数が密につき株全体は球状をなす。…

【ハレアカラ国立公園】より

…アメリカ合衆国ハワイ州東部,マウイ島の国立公園。同島東部,ハレアカラ山(3055m)を中心とし,1961年制定。面積110km2。…

※「ハレアカラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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