バラスト水(読み)バラストスイ

デジタル大辞泉 「バラスト水」の意味・読み・例文・類語

バラスト‐すい【バラスト水】

積み荷の重量と合わせて船体を安定させるために、船底タンクなどに注入する海水。→バラスト1
[補説]荷物が多くなると排出され、荷物が少なくなると停泊中の港の海水が注入される。環境の異なる海水域からの生物が持ち込まれることもあり、生態系破壊病原菌侵入などが問題となっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「バラスト水」の解説

バラスト水

貨物船空荷で出港する際などに船体のバランスを保つため船底にあるタンクに積み込む海水。積んでいないと船の重心が上がり、事故などの危険がある。海水は貨物を積載する港で船外に排出される。バラストは底荷脚荷と訳される。(北京共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android