デジタル大辞泉 「バレニー諸島」の意味・読み・例文・類語 バレニー‐しょとう〔‐シヨタウ〕【バレニー諸島】 《Balleny Islands》南極大陸のビクトリアランド沖、南極海に浮かぶ諸島。南緯67度、東経163度を中心に、北西から南東にかけて、ヤング島、バックル島、スタージュ島などの火山性の島々が点在する。1839年、英国エンダービー社の捕鯨船の船長ジョン=バレニーにより発見。アデリーペンギン、ヒゲペンギン、ユキドリなどの繁殖地がある。特にサブリナ島は南極環流に位置する海洋性の島であり、南極条約による特別保護地地区に指定されている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「バレニー諸島」の意味・わかりやすい解説 バレニー諸島ばれにーしょとうBalleny Islands 南極海の南緯67度、東経163度を中心に、北西から南東にかけて点在する火山性の諸島。1839年2月イギリス人ジョン・バレニーによって発見された。ヤングYoung島、バックルBuckle島、スタージSturge島などの島からなり、ほとんど氷河に覆われ、海岸は急で数回上陸されたにすぎない。バックル島の南約2キロメートルのサブリナSabrina島は環南極性の動植物が生息し、南極条約による特別保護地区となっている。[楠 宏] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バレニー諸島」の意味・わかりやすい解説 バレニー諸島バレニーしょとうBalleny Islands 南極大陸の太平洋側,ビクトリアランドの北方約 240kmにある火山島群。バレニー海盆上にあり,いずれも厚い氷におおわれた5島から成る。 1839年イギリスの J.バレニーが発見。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報