ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バーンズリー」の意味・わかりやすい解説 バーンズリーBarnsley イギリス,イングランド中北部,サウスヨークシャー地域の都市。バーンズリー地区を構成する。シェフィールドの北約 20kmに位置する。13世紀に市場町となり,18世紀中頃には針金製造が盛んであった。その後ヨークシャー炭田南部の中心鉱業都市に発展。今日石炭は枯渇し,機械,衣料などの工業が行なわれる。数多くの水彩画を所蔵するクーパー美術館がある。地区面積 329km2。地区人口 22万3500(2006推計)。都市人口 7万1599(2001)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「バーンズリー」の意味・わかりやすい解説 バーンズリーばーんずりーBarnsley イギリス、イングランド北東部、サウス・ヨークシャー大都市県の工業都市。人口21万8062(2001)。ヨークシャー炭田のほぼ中央、リーズとシェフィールドの中間に位置し、産業革命を契機に小さな市場町から繊維工業および石炭採掘業が盛んな産業都市へと急速な発展を遂げた。しかし今日では市周辺の炭坑はすべて閉山し、繊維産業も斜陽化している。鉱山・工科専門学校、教員養成大学が置かれている。1249年以来の水曜定期市が存続。[久保田武] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by