デジタル大辞泉
「ぱっちり」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぱっちり
[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① (古くは「はっちり」) 物が裂けたり、割れたり、閉じたり、軽く当たったりする音、また、そのさまを表わす語。
※玉塵抄(1563)二七「竹のはっちりとなった声をきいて心に色々のことを案じ思う念を忘て無心になったぞ」
③ 動きや形の
輪郭がはっきりしているさまを表わす語。
※歌舞伎・台頭霞彩幕(三勝半七)(1812)二幕「うぬ、ぱっちり云はしゃせぬか」
(ロ) 目もとなどのはっきりしているさま。
※浄瑠璃・昔米万石通(1725)上「こいねむりするかぶろの、まがしらに付ると、はっちりとめがさめる」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報