パティーニョ(その他表記)Patíño, Simón Ituri

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パティーニョ」の意味・わかりやすい解説

パティーニョ
Patíño, Simón Ituri

[生]1862. コチャバンバ
[没]1947
ボリビアスズ鉱山王。ほとんど教育を受けずに育ったメスティーソ出身。スズ鉱山を所有して 1914年鉱山会社を設立。世界的なスズの需要増大によって相場が上がり,数年のうちに世界最大のスズ鉱山主,大富豪となる。 24年以降スペイン,フランス両駐在大使となり,第2次世界大戦中ボリビアを去ってアメリカヨーロッパ豪邸を構え,貧しい祖国に戻ることはなかった。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「パティーニョ」の解説

パティーニョ
Simón Ituri Patiño

1860/68~1947

ボリビアの錫(すず)鉱山主。第一次世界大戦による錫の需要増大に乗って,世界最大の錫鉱山主となる。自由党政権の黒幕として政治,経済両面でボリビアを支配したが,外交官としてヨーロッパに滞在することが多かった。その鉱山は1952年のボリビア革命によって国有化された。

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367日誕生日大事典 「パティーニョ」の解説

パティーニョ

生年月日:1867年6月1日
ボリビアの大資本家,外交官
1947年没

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