パンダカ(読み)ぱんだか(その他表記)pygmy goby

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パンダカ」の意味・わかりやすい解説

パンダカ
ぱんだか
pygmy goby
[学] Pandaka pygmaea

硬骨魚綱スズキ目ハゼ科ゴマハゼ属Pandakaの淡水魚。フィリピンの淡水湖や河川に生息する。魚類として世界最小クラスである。全長7.5ミリメートルから成熟しだし、最大長が11ミリメートルである。体は細長くて側扁(そくへん)し、口は小さくて斜めに開き、下顎(かがく)が突出する。あごの歯は上顎で2、3列、下顎で2列。鱗(うろこ)は大きく、縦列鱗(りん)数は22個。頭部から第1背びれにかけては鱗がない。第1背鰭条(はいきじょう)は6本で短い。第2背びれは1棘(きょく)6、7軟条、臀(しり)びれは1棘5、6軟条からなる。体は透明に近く、黄色を帯び、暗色の斑点(はんてん)が背側面に散在する。群がって浮遊していることが多い。

 パンダカ以外のゴマハゼ属はインド・西太平洋の温帯~熱帯域から6種ほど知られ、そのうち3種が日本に分布する。いずれもきわめて小さく、体長は最大でも15ミリメートルほどにしかならない。

[落合 明・尼岡邦夫]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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