パンダー
Pander, Christion Ivanovich 露◆Пандер, Христиан Иванович
1794.7.24~1865.9.22 ロシア ラトビアのリガで生まれ,ベルリン等に留学,薬学・自然科学を学ぶ。比較魚類学の著作でゲーテに評価された。サンクトペテルブルグアカデミーの会員となり,当時のロシア国内各地を旅行し,地質学・古生物学を研究。ロシア古生物学の創始者,またかなり早い時期の進化論者。1856~60年にシルル・デボン紀の化石魚類をまとめて出版,そのなかで魚の歯と考えたコノドントを記載・命名した。
執筆者:清水 大吉郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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パンダー
Pander, Christian Heinrich
[生]1794.7.12.
[没]1865
ドイツの動物学者。ラトビアに生れ,ベルリン,ゲッティンゲン両大学に学ぶ。発生の初期過程で受精卵の表層が3つの層に分化するのを発見したことが契機となり,1817年に胚葉概念を提唱。これは,K.ベーアの打立てた胚葉説の先駆となり,近代発生学の基礎をおくこととなった。また,ベーアと共同でニワトリの胚発生に関する研究も行なっている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のパンダーの言及
【コノドント】より
…大きさは一般に1mm程度で,主成分はリン酸カルシウムからなる。1856年にロシアのパンダーChristian Heinrich Pander(1794‐1865)がラトビア地方のシルル系から魚の歯の化石として報告したのが研究の始まりで,コノドントとは円錐状の歯という意味で錐歯類ともいわれる。外部形態から,円錐状(角状),複歯状,プレート状と大きく三つに分けられる。…
※「パンダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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