ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビタミンL」の意味・わかりやすい解説 ビタミンLビタミンエルvitamin L ο-アミノ安息香酸の還元によって得られる無色鱗片状結晶。融点 144~146℃,生体内ではキヌレニンから酵素によりつくられ,哺乳動物では催乳作用が認められる。重金属イオンと不溶性のキレート化合物をつくるので,Zn,Cd,Co,Ni,Cu,Hg,Pbなどの定性,定量分析試薬として利用される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報