最新 地学事典 「ビュート鉱山」の解説
ビュートこうざん
ビュート鉱山
Butte mine
米国モンタナ州西部にある斑岩銅鉱床。母岩は古第三紀花崗閃緑岩とこれを貫く石英斑岩・流紋岩。鉱床は花崗閃緑岩ないし花崗岩中の網状脈からなる。鉱化範囲は3.2km×6.4km。鉱化年代は63〜62Maと59〜57Maの2時期。鉱床の中心は主に輝銅鉱,中間帯は斑銅鉱,外帯は閃亜鉛鉱の水平帯状分布を示す。脈石は主に石英。1864年から探鉱。砂金の採掘から地下の銀鉱脈,銅鉱体の採掘へ進む。有名なBerkley Pit(1.7km×1.5km,深さ300m)の鉱量5億t(Cu 0.8%)。総金属量はCu 980万t,Mo 180万t,Zn 223万t,Ag 4.6万t,Au 98t。 [石原 舜三・渡辺 寧]
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

