現代外国人名録2016 「ピアズ・ポールリード」の解説
ピアズ・ポール リード
Piers Paul Read
- 職業・肩書
- 作家,ノンフィクション作家
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1941年3月7日
- 出生地
- バッキンガムシャー州ビーコンズフィールド
- 学歴
- ケンブリッジ大学〔1961年〕卒
- 受賞
- ジェフリ・フェーバー記念賞〔1968年〕「ユンカーズ」,サマセット・モーム賞〔1969年〕「Monk Dawson(若き修道士の悲しみ)」,ホーソーンデン賞〔1969年〕「Monk Dowson(若き修道士の悲しみ)」,トーマス・モア賞〔1976年〕「生存者」,ジェームズ・テイト・ブラック記念賞〔1988年〕
- 経歴
- 詩人のハーバート・リードの三男。16歳で学校を辞め、パリに出てロンドンの出版社のパリ支店に勤めるが、1958年には歴史を学ぶためケンブリッジ大学に入る。大学卒業後は西ドイツの出版社に勤務。そこで処女作「タッシィ・マルクスとの天国における遊戯」を書く。2作目の「ユンカーズ」でジェフリ・フェーバー記念賞を受賞し、英国文学界に登場。さらに3作目「Monk Dawson(若き修道士の悲しみ)」(’69年)ではサマセット・モーム賞、ホーソーンデン賞の同時受賞を果たし、英国で最も期待される新人の一人となった。’76年アンデス山中での飛行機墜落事故を描いた「生存者」でトーマス・モア賞を受賞。何度も現地に足を運ぶ実証的な手法と、正確・精緻な筆致に定評があり、ノンフィクション「こうして原発被害は広まった」は高い評価を得た。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報