ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィレス」の意味・わかりやすい解説
フィレス
Philēs, Manouēl
[没]1345頃
ビザンチンの詩人。皇帝の使節として諸国を訪れているが,政治的には重要人物でなかったらしい。2万 5000行以上の作品が現存,大部分はエピグラム形式の短詩だが,長編詩も若干ある。内容は神学,日常生活,自然界,対話劇など多岐にわたり,詩形はほとんど 12音節詩。代表作『動物の特性について』 Peri zōōn idiotētos。
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