フジテック

共同通信ニュース用語解説 「フジテック」の解説

フジテック

1948年創業で滋賀県彦根市に本社を置くエレベーター大手。日本、米国アジアを中心に事業を展開し、2023年3月期連結決算の売上高は2075億円と過去最高だった。創業者の長男である内山高一うちやま・たかかず氏は、香港投資ファンドから創業家への便宜供与の指摘を受け、3月に会長職を解かれた。最新の中期経営計画では、インドなど成長市場での生産体制強化を掲げる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フジテック」の意味・わかりやすい解説

フジテック

エレベータ専業メーカー。 1948年富士輸送機工業として設立。 74年現社名変更。ビル向けおよびマンション向けで発展。 64年のホンコン皮切りに,68年韓国,72年シンガポール,74年ベネズエラ,77年アメリカ・デラウェア州と積極的に海外進出し,多国籍化に努めている。売上構成比は,エレベータ 92%,駐車設備8%。年間売上高 834億 9500万円 (連結。うち輸出 22%) ,資本金 125億 3300万円,従業員数 1431名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「フジテック」の解説

フジテック

正式社名「フジテック株式会社」。英文社名「FUJITEC CO., LTD.」。機械工業。昭和23年(1948)「富士輸送機工業株式会社」設立。同49年(1974)現在の社名に変更。本社は滋賀県彦根市宮田町。東京本社は東京都港区三田。エレベーター製造会社。ほかにエスカレーター・オートウォーク・立体駐車設備を手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード6406。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android