最新 地学事典 「ベルト型高圧装置」の解説
ベルトがたこうあつそうち
ベルト型高圧装置
belt-type high-pressure apparatus
ピストンシリンダー型高圧装置の一変型で,ドーナツ型のタングステンカーバイドのシリンダーに上下から曲面をもった円錐形のピストンが差し込まれ,プレスで圧縮。ピストンとシリンダーの間隙にパイロフィライトを埋め,試料に圧力を伝達し,また同時にガスケットの役を果たす。試料を囲むグラファイトや金属の発熱体に電流を通して加熱。この装置を使って1955年初めてダイヤモンドが合成された。3,000℃,10GPa以下の範囲で常用可能,鉱物の合成に使用される。
執筆者:荒牧 重雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

