ペタライト

デジタル大辞泉 「ペタライト」の意味・読み・例文・類語

ペタライト(petalite)

ケイ酸塩鉱物一種。透明、白色灰色などの板状または柱状の塊。劈開へきかいが発達し、もろい。単斜晶系リチウム鉱石として知られる。陶土として高熱に強く土鍋に用いられる。ペタル石。葉長石。化学式LiAlSi4O10

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 きかい 劈開

共同通信ニュース用語解説 「ペタライト」の解説

ペタライト

陶磁器ガラス原料などに使われている。レアメタル(希少金属)のリチウムを含有しており、アフリカ南部のジンバブエなどで産出する。電気自動車(EV)向けには、リチウムの含有率がより高い別の鉱物が使われてきたが、開発競争の激化背景不足に陥り、ペタライトも用いられるようになった。国際的な需要が高まっている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android