ホイットニー山(読み)ホイットニーサン(英語表記)Mount Whitney

デジタル大辞泉 「ホイットニー山」の意味・読み・例文・類語

ホイットニー‐さん【ホイットニー山】

Mount Whitney》米国カリフォルニア州南東部、シエラネバダ山脈の山。標高4418メートル。アラスカを除く同国最高峰セコイア国立公園の東縁に位置する。

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改訂新版 世界大百科事典 「ホイットニー山」の意味・わかりやすい解説

ホイットニー[山]
Mount Whitney

アメリカ合衆国カリフォルニア州南東部の山。標高4418m。アラスカを除く合衆国の最高峰。セコイア国立公園東境にある。1864年に地質学者J.D.ホイットニーがはじめて探検し,初登頂は73年に行われた。ジョン・ミュア遊歩道は,ホイットニー山からヨセミテバレーまで,340kmにわたって続く。夏季には登山客が多い。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホイットニー山」の意味・わかりやすい解説

ホイットニー山
ほいっとにーさん
Mount Whitney

アメリカ合衆国、カリフォルニア州シエラ・ネバダ山脈の主峰。アラスカを除く合衆国の最高峰で、標高4418メートル。かつて頂部を覆った氷河作用のため、きわめて険しく美しい山容を示す。北面万年雪が現存する。1864年にカリフォルニア地質調査所が初めて測量し、隊長J・D・ホイットニーの名をとって命名された。1873年ルーカス隊が初登頂した。

[鶴見英策]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホイットニー山」の意味・わかりやすい解説

ホイットニー山
ホイットニーさん
Mount Whitney

アメリカ合衆国,カリフォルニア州中部シエラネバダ山脈中にある山。標高 4418m。氷河地形発達はみられず,頂上浸食を受けない平らな地形をなす。 1864年この山を望見した J.ホイットニーにちなんで名づけられ,73年 J.ルーカスらによって初登頂された。

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世界大百科事典(旧版)内のホイットニー山の言及

【シエラ・ネバダ[山脈]】より

…東側にはロッキー山脈との間に広大なグレート・ベースン(大盆地),西側にはカリフォルニア中央盆地がある。最高峰ホイットニー山(4418m)をはじめ,高峰には小規模ながら山岳氷河がみられ,ヨセミテ国立公園などの各地に洪積期の氷河地形がみられる。南部にはセコイア,キングズ・キャニオン両国立公園があり,山脈西麓の各地にセコイアの巨大林がみられる。…

【デス・バレー】より

…谷底の最低点は標高-86mに達し,アメリカ大陸で最も低い。西方にはホイットニー山(4418m)をはじめとするシエラ・ネバダ山脈の高峰が見える。グレート・ベースンの一部で年降水量は60mmにすぎず,砂漠となっている。…

※「ホイットニー山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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