アメリカ合衆国、ニュー・ジャージー州北東部、ハドソン川に臨む都市。人口3万8577(2000)。ハドソン川を挟んでニューヨーク市と対向する海港都市で、鉄道を中心とした交通の要衝である。工業の発達も顕著で、コーヒーなど食品加工業を軸に機械、造船、電子機器などがある。1630年にオランダ人が入植し、1784年には蒸気船発明で知られるジョン・スティーブンズが土地を購入した。1804年に町が建設され、55年に市制を施行した。一時期は娯楽・行楽地としてニューヨークから多くの人々を集めた。スティーブンズ工科大学(1870創立)の所在地でもある。
[作野和世]
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...