ホボーケン(読み)ほぼーけん(その他表記)Hoboken

デジタル大辞泉 「ホボーケン」の意味・読み・例文・類語

ホボーケン(Hoboken)

米国ニュージャージー州北東部の都市。ハドソン川を挟んでマンハッタンと相対し、ニューヨーク都市圏に含まれる。港湾鉄道を中心とする交通要衝。臨港地域はかつて工業が盛んだったが、再開発により、高層アパートやオフィスビル増加同国におけるビール醸造および野球発祥地として知られる。ホーボーケン

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホボーケン」の意味・わかりやすい解説

ホボーケン
ほぼーけん
Hoboken

アメリカ合衆国、ニュー・ジャージー州北東部、ハドソン川に臨む都市。人口3万8577(2000)。ハドソン川を挟んでニューヨーク市と対向する海港都市で、鉄道を中心とした交通の要衝である。工業の発達も顕著で、コーヒーなど食品加工業を軸に機械造船、電子機器などがある。1630年にオランダ人が入植し、1784年には蒸気船発明で知られるジョン・スティーブンズ土地を購入した。1804年に町が建設され、55年に市制を施行した。一時期は娯楽行楽地としてニューヨークから多くの人々を集めた。スティーブンズ工科大学(1870創立)の所在地でもある。

[作野和世]

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