ホーボーケン(英語表記)Hoboken

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホーボーケン」の意味・わかりやすい解説

ホーボーケン
Hoboken

ベルギー北部,アントウェルペン州の都市。スヘルデ河畔に位置し,アントウェルペン南西郊の衛星工業都市として発展造船梳毛鋳造金属加工,電話機製造などの工場立地。都市化が進み,古くからの別荘地帯に住宅団地が建設されている。イギリスの女流作家ウィーダの『フランダースの犬』 (1872) の主人公ネロ少年の生地とされ,銅像がある。人口3万 4640 (1980) 。

ホーボーケン
Hoboken

アメリカ合衆国,ニュージャージー州北東部にある都市。ハドソン川をはさんでマンハッタン島と対峙する。 1630年オランダ人によって移民が始り,19世紀中頃にはドイツアイルランドから大量の移民を迎えた。アメリカで最初ビールが醸造された地で,最近では造船,工作機械織物,食品加工,化学家具電気器具精密機械塗料などの工業が行われる。港はニューヨーク港湾局が管轄する。人口3万 3397 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android