ホーボーケン(その他表記)Hoboken

デジタル大辞泉 「ホーボーケン」の意味・読み・例文・類語

ホーボーケン(Hoboken)

ベルギー北部の都市アントウェルペンの南西郊の一地区。スヘルデ川沿いに位置する。1983年まで独立した市だったが、アントウェルペンに併合された。19世紀に造船所が置かれ、工業都市として発展小説フランダースの犬」の主人公ネロの生地として知られ、銅像がある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホーボーケン」の意味・わかりやすい解説

ホーボーケン
Hoboken

ベルギー北部,アントウェルペン州の都市。スヘルデ河畔に位置し,アントウェルペン南西郊の衛星工業都市として発展。造船梳毛鋳造金属加工,電話機製造などの工場立地。都市化が進み,古くからの別荘地帯に住宅団地が建設されている。イギリスの女流作家ウィーダの『フランダースの犬』 (1872) の主人公ネロ少年の生地とされ,銅像がある。人口3万 4640 (1980) 。

ホーボーケン
Hoboken

アメリカ合衆国,ニュージャージー州北東部にある都市。ハドソン川をはさんでマンハッタン島と対峙する。 1630年オランダ人によって移民が始り,19世紀中頃にはドイツアイルランドから大量の移民を迎えた。アメリカで最初ビールが醸造された地で,最近では造船,工作機械織物,食品加工,化学家具電気器具精密機械塗料などの工業が行われる。港はニューヨーク港湾局が管轄する。人口3万 3397 (1990) 。

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