ほろ苦い(読み)ホロニガイ

デジタル大辞泉 「ほろ苦い」の意味・読み・例文・類語

ほろ‐にが・い【ほろ苦い】

[形][文]ほろにが・し[ク]ちょっと苦みがある。なんとなく苦い。「―・い味わい」「―・い初恋思い出
[派生]ほろにがさ[名]
[類語]苦い苦味苦味くみ渋い渋味えぐいえがらっぽいいがらっぽいえがらいえぐみビター

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ほろ苦い」の意味・読み・例文・類語

ほろ‐にが・い【ほろ苦】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ほろにが・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「ほろ」は接頭語 ) いくらか苦みがある。ちょっと苦い。
    1. [初出の実例]「深川や梢さびしき蔵ぼうし 下戸の卑怯はほろ苦い顔〈秋風〉」(出典:俳諧・延享廿歌仙(1745)一〇)

ほろ苦いの派生語

ほろにが‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android