デジタル大辞泉 「ボイル湖」の意味・読み・例文・類語 ボイル‐こ【ボイル湖】 《Buir nuur/Буйр нуур》モンゴルと中国の国境沿いに位置する淡水湖。大半がモンゴル領にあり、西岸部のみ中国領。中国語名、貝爾諾爾または貝爾湖。ハルハ川が流入し、オルシュン川から流出して中国のフルン湖に注ぐ。漁業が盛ん。ブイル湖。ボイルノール。ブイルヌール。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボイル湖」の意味・わかりやすい解説 ボイル(貝爾)湖ボイルこBoir hu モンゴル高原の東部にある湖。モンゴルと中国内モンゴル (蒙古) 自治区のフルンボイル (呼倫貝爾) 盟にまたがる。東岸からハルハ (哈爾哈) 川が流入し,北岸からオルション (烏爾遜) 川が流出している。満州国を支配していた日本とモンゴルを支援していた旧ソ連との間で帰属が争われた地で,ノモンハン事件後,ハルハ川とともに境界の一部と定められた。付近で天然ソーダが採取される。周辺は豊かな牧草地で,ウシ,ウマ,ヒツジが放牧されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by