ポカテロ(読み)ぽかてろ(その他表記)Pocatello

デジタル大辞泉 「ポカテロ」の意味・読み・例文・類語

ポカテロ(Pocatello)

米国アイダホ州南東部の都市。19世紀後半のゴールドラッシュ後、交通要地および農産物集散地として発展名称は、同地への鉄道敷設を認めた先住民シショーニ族の長の名に由来する。アイダホ州立大学が所在。ポカテッロ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポカテロ」の意味・わかりやすい解説

ポカテロ
ぽかてろ
Pocatello

アメリカ合衆国、アイダホ州南東部の都市。人口5万1466(2000)。肥沃(ひよく)なスネーク川谷で収穫される農産物の集散・加工の中心地で、小麦粉乳製品、缶詰製品を製造する工場が多く、セメントコンクリート肥料化学など多種工業が発達する。また、交通の要地でもあり、1882年に町が開かれて以来の鉄道輸送の中心地としても知られる。1893年市制施行。付近にカリブー国有林や先住民の居留地があり、観光の拠点ともなる。アイダホ州立大学(1901創立)の所在地で、そこには考古学・古生物学的に興味深い展示物の多い博物館がある。

[作野和世]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポカテロ」の意味・わかりやすい解説

ポカテロ
Pocatello

アメリカ合衆国,アイダホ州南東部の都市。スネーク川から 24km南東のポートネフ峡谷の入口にあたり,標高 1359mに位置する。オレゴン鉄道の建設によって創設インディアン指定居留地があるため開発はあまり進まなかった。 20世紀になってユニオン・パシフィック鉄道が開通して物資の集散地となった。第2次世界大戦後は空軍基地。アイダホ州立大学 (1901創立) がある。人口4万 6080 (1990) 。

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