マジュンガ(英語表記)Majunga

デジタル大辞泉 「マジュンガ」の意味・読み・例文・類語

マジュンガ(Majunga)

マダガスカル北西部の都市モザンビーク海峡のボンベトカ湾に面し、港湾をもつ。18世紀初頭にアラブ人の交易拠点として開かれ、フランス統治時代の建物が多く残る。コーヒー砂糖などの積出港であり、工業も盛ん。マハザンガマハジャンガ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「マジュンガ」の意味・わかりやすい解説

マジュンガ
Majunga

アフリカ大陸南東方,マダガスカル共和国北西部,モザンビーク海峡に臨む港湾都市マラガシ語ではマハジャンガMahajangaという。人口15万2785(2005)。首都アンタナナリボとはハイウェー空路で結ばれている。貿易品の取扱高ではタマタブに次ぐ重要な港であり,海軍基地もおかれている。1700年ころにアラブが建設した都市で,港の近くにはアラブ風の町並みがみられる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「マジュンガ」の意味・わかりやすい解説

マジュンガ

マダガスカル北西部,モザンビーク海峡に臨む港湾都市。マハジャンガとも。アンタナナリボの北北西約360kmにあり,機械,セメント製紙,農産物加工,製材などが行われる。フランスの軍事基地がおかれている。1700年ころアラブ人により創設され,1895年フランスに占領された。15万2785人(2005)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マジュンガ」の意味・わかりやすい解説

マジュンガ
まじゅんが
Majunga

アフリカ南東部、マダガスカル北西部の港湾都市。別称マハジャンガMahajanga。モザンビーク海峡に面する。人口10万6780(1993センサス)、13万1600(2002推計)。18世紀初めにアラブ商人によって建設された。コーヒー、砂糖、キャッサバなどの積出し港で、せっけん、製糖、皮革加工などの工業も行われる。北東に国際空港がある。

[林 晃史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マジュンガ」の意味・わかりやすい解説

マジュンガ

「マハジャンガ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android