マリアナ

百科事典マイペディア 「マリアナ」の意味・わかりやすい解説

マリアナ[諸島]【マリアナ】

西太平洋,ミクロネシア最北端の火山島および隆起サンゴ島からなる島列。サイパンテニアンアナタハングアムなどの島があり,中心はグアム島サイパン島コプラタピオカなどを産する。1521年マゼランが来航,スペイン領,ドイツ領,日本委任統治領を経て,第2次大戦後,グアム島は米領,その他の島は米信託統治領。信託統治領は1986年より合衆国自治領の北マリアナ諸島となった。総面積1950km2。約7万人(2000)。
→関連項目チャモロマリアナ海溝ロタ[島]

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関連語 ロタ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マリアナ」の意味・わかりやすい解説

マリアナ
Mariana, Juan de

[生]1536. タラベラ
[没]1624.2.16. トレド
スペインの歴史家,神学者イエズス会士ローマ (1561~65) ,パリ (69~74) などにおもむき神学講義。それらの地で行なったトマス・アクィナスの著作についての講義は多くの聴衆を集めた。スペイン国民史の草分けといわれる『スペイン国史』 Historiae de rebus Hispaniae (92) を著わした。ほかに『王と王制について』 De Rege et Regis Institutione (99) がある。

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