百科事典マイペディア 「マルク共同体」の意味・わかりやすい解説
マルク共同体【マルクきょうどうたい】
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…のちバイエルンの司法,外交の要職につき枢密院の有力者となった。退官後はもっぱら中世ゲルマン民族の共同体の諸形態に関する研究に努め,とくにマルク共同体Markgenossenschaftの研究に画期的な業績を残した。《ドイツ人の共同体的生活の研究》12巻(1854‐71)がその主著であるが,その第1巻にあたるものが有名な《マルク,ホーフ,村落および都市制度史への序論》であり,原始ゲルマン村落に土地共有制が存在したことを強調した問題作である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」