[生]1756.2.22. ハンブルク [没]1821.2.21. フランクフルト・アム・マイン ドイツの法学者。ゲッティンゲン大学で法学を学ぶ。 1783年から同大学教授。 1816年からはハノーファー派遣の連邦議会使節。 J.モーザーよりも体系的・学問的に実定国際法論を展開した。そのなかで一般実定国際法が存在しうるかという問題をも検討している。さらに国際条約などの集成にも取組み,たとえば『マルテンス条約集』は,彼の死後も他の国際法学者により編集が続けられた。主著『現代ヨーロッパ国際法概論』 Précis du droit des gens moderne de l'Europe (1789) 。