ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンダナミシュラ」の意味・わかりやすい解説
マンダナミシュラ
Maṇḍanamiśra
[没]725頃
インド哲学のうちのミーマーンサーおよびベーダーンタの学問に通じていた学者。クマーリラの弟子で,祭式に関する理論書"Vidhiviveka"を著述したが,のちにシャンカラの弟子となり,ベーダーンタ学派に入って,スレーシュバラと改名したという伝説があるが,学界では両者は別人であると考えられている。ベーダーンタの学問では"Brahma-siddhi"を著わした。
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