デジタル大辞泉 「みにくいアヒルの子」の意味・読み・例文・類語 みにくいあひるのこ【みにくいアヒルの子】 《原題、〈デンマーク〉Den grimme Ælling》アンデルセンの童話。1843年発表。アヒルの群れで一羽だけ異なる姿のためにいじめられていた雛ひなは、実は美しい白鳥の子であったという話。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「みにくいアヒルの子」の意味・わかりやすい解説 みにくいアヒルの子みにくいあひるのこDen grimme Ælling アンデルセンの童話。1843年作。一羽だけ大きく醜く生まれたアヒルの子が、ほかのアヒルたちからいじめられ、農家を逃げ出し、ようやく住み着いたおばあさんの所でも、ネコやニワトリにばかにされて安住できない。氷の中でのつらい冬が過ぎて春がきたとき、アヒルの子は自分でも知らないうちに大空を飛ぶことができるようになっていた。あるお屋敷を巡る堀割に飛んできて、先着の白鳥や子供たちから歓待され、自分が美しい白鳥なのを発見する。童話で書いた作者の自伝というべき作で、彼の苦しかった半生や、そこで体得した人生観をよく示している。[山室 静] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「みにくいアヒルの子」の解説 みにくいアヒルの子 日本のテレビドラマ。放映はフジテレビ系列(1996年4月~6月)。全11回。脚本:水橋文美江ほか。主題歌:松山千春。出演:岸谷五朗、常盤貴子、河相我聞ほか。小学校を舞台とするヒューマンドラマ。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報