ミヤマカミキリ(読み)みやまかみきり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミヤマカミキリ」の意味・わかりやすい解説

ミヤマカミキリ
みやまかみきり / 深山天牛
[学] Massicus raddei

昆虫綱甲虫目カミキリムシ科に属する昆虫。日本各地に産し、朝鮮半島東シベリア、中国にも分布する。体長34~57ミリメートルの大形の種類で、体は黒色であるが、灰黄色の短毛を密布しており、下面の毛はやや長く淡色。前胸は中央が横へ膨らみ、背面に強い横じわがあるのが特徴。触角は雄では体よりかなり長く、雌では体よりやや短い。成虫は夏に現れ、夜間に活動し、シイカシ類の樹木に集まり、幼虫はそれらの生木の内部を食害する害虫で、4年目に蛹(さなぎ)を経て成虫となる。

[中根猛彦]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミヤマカミキリ」の意味・わかりやすい解説

ミヤマカミキリ
Mallambyx raddei

鞘翅目カミキリムシ科。体長 34~56mm。体は太く,黒褐色ないし黒色で,背面に黄灰色の微毛が密生する。前胸背にはあらい横皺がある。上翅端は丸いが,内縁は斜めに切断状で会合部はとがる。成虫は夏季出現し,樹液などに集る。幼虫はクリクヌギナラ,カシ,イチジククワ,キリなどの樹幹に穿孔食害する。北海道本州,四国,九州,朝鮮,中国,シベリアに分布する。

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小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「ミヤマカミキリ」の解説

ミヤマカミキリ
学名:Massicus raddei

種名 / ミヤマカミキリ
目名科名 / コウチュウ目|カミキリムシ科
解説 / 夜行性です。樹液に集まります。
体の大きさ / 32~54mm
分布 / 北海道~九州
成虫出現期 / 6~8月
幼虫の食べ物 / スダジイ、クリ、クヌギなど

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