鍛造される材料をつかむはさみ形の工具。通称〈はし〉。日本では鍛冶屋や鋳掛屋が熱した鉄や火つぼをはさむ道具を焼床ばし,焼床ばさみなどと呼んでいたことからこの名があるといわれる。旋回支点からの柄部が比較的長いので,てこの原理から握力を加えることができる。くわえ部の形は確実につかむ必要から,材料の形に応じて種々のものがある(図)。なお,針金や板金加工用のつかみ工具類も機能的には一種のやっとこであるが,一般にプライヤーplierと呼ばれる。
執筆者:笹谷 重康
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新