スイスのラック式の登山鉄道・ユングフラウ鉄道(Jungfraubahn)の終着駅で、ヨーロッパで最も高いところにある駅(標高3454m)。ユングフラウ鉄道は19世紀末から20世紀初めに開通した鉄道で、全長は9.3km。車窓から見るスイスアルプスの景観は見応えがあり、スイス観光のハイライトの一つになっている。ユングフラウヨッホから徒歩で行くことのできるスフィンクス展望台(標高3573m)からは、アレッチ氷河北西部のユングフラウフィルンの万年雪の雪原を見ることができる。◇ユングフラウ鉄道は、始発駅クライネシャイデック駅(Kleine Scheideg)から、アイガー、メンヒ両山をトンネルでくぐり抜け、スイスアルプスの名峰ユングフラウ(Jungfrau、標高4158m)の山腹に位置する終着駅ユングフラウヨッホ駅に到着する。車窓からの眺めもよい。グリンデルヴァルト(Grindelwald)やラウターブルンネン(Lauterbrunnen)から始発駅のクライネシャイデック駅まではヴェンゲルンアルプ鉄道(Wengern Alp Bahn.)が利用できるので、そこで乗り換えることになる。