リベンジポルノ防止法(読み)リベンジポルノボウシホウ

デジタル大辞泉 「リベンジポルノ防止法」の意味・読み・例文・類語

リベンジポルノ‐ぼうしほう〔‐バウシハフ〕【リベンジポルノ防止法】

《「私事性的画像記録の提供等による被害防止に関する法律」の通称個人の性的な画像を、撮影対象者の承諾を得ずに、インターネットを介して、不特定多数第三者に提供する行為を処罰し、被害者に対する支援体制を整備することを定めた法律。平成26年(2014)制定。→リベンジポルノ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「リベンジポルノ防止法」の解説

リベンジポルノ防止法

正式名称は「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」。13年の東京都三鷹市のストーカー殺人事件で、元交際相手の男が、女子高生の裸の画像などをインターネットに流出させた「リベンジポルノ」が社会問題化したのが契機となり、議員立法で昨年11月に成立し、施行された。被写体特定できる方法で、個人的に撮影した性交を含む裸の写真や電子画像を不特定多数に提供した際、3年以下の懲役か50万円以下の罰金。拡散目的で特定の少数の人へ提供した場合も罰則がある。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android