リョービ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リョービ」の意味・わかりやすい解説

リョービ

ダイカストの最大手メーカー。 1943年ダイカストの航空機部品製造を目的に菱備製作所として設立。第2次世界大戦後民需に転換,ダイカストによる家庭用品,次いで電機車両,紡績機の部品を生産。 50年までには水圧鋳造機,金型工作機などを増強し一貫メーカーとしての基礎を築いた。 54年にはプラスチック製品にも進出。 73年現社名改称。商品分野では小型オフセット印刷機,ドアクローザ,魚釣り用リール,電動工具などと製品が多様化している。売上構成比は,ダイカスト 57%,印刷機器 16%,電動工具など 13%,建築用品6%,釣具ほか8%。年間売上高 2427億 7300万円 (連結。うち輸出 25%) ,資本金 184億 7200万円,従業員数 2417名 (1999) 。

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百科事典マイペディア 「リョービ」の意味・わかりやすい解説

リョービ[株]【リョービ】

世界トップクラスの総合ダイカストメーカー。1943年設立。金型製造から出発した総合ダイカストメーカーであるが,1961年印刷機,1966年釣用リール,1968年電動工具の製造を開始して完成商品分野へ進出。ダイカストの大半は自動車用。世界最適地経営を戦略とし欧米,アジアなど海外諸国に生産・販売拠点を展開するグローバル企業。本社広島県府中市。工場広島,静岡など。2011年資本金184億円,2011年3月期売上高1617億円。2003年3月期の売上構成(%)は,ダイカスト73,住建機器15,印刷機器12。海外売上比率30%。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「リョービ」の解説

リョービ

正式社名「リョービ株式会社」。英文社名「RYOBI LIMITED」。非鉄金属工業。昭和18年(1943)「株式会社菱備製作所」設立。同48年(1973)現在の社名に変更。本社は広島県府中市目崎町。ダイカスト製品製造会社。自動車向け金型鋳造品が主力。印刷機器や住建機器も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード5851。

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