精選版 日本国語大辞典 「年鑑」の意味・読み・例文・類語
ねん‐かん【年鑑】
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ある特定の地域や分野について、最新のできごと、動向や統計などを内容とし、毎年あるいは1、2年おきに刊行される出版物。年報、年表ともいう。年鑑には『読売年鑑』(読売新聞社編)など、ある国を中心として政治、経済、社会、文化などを網羅する「総合年鑑」と、『出版年鑑』(出版ニュース社編)、『宗教年鑑』(文化庁編)、『貿易年鑑』(日本関税協会編)、『理科年表』(国立天文台編)など、特定の分野についての「専門年鑑」がある。また、『ブリタニカ・ブック・オブ・ザ・イヤー』『アメリカーナ・アニュアル』など、既刊の百科事典を補う「百科年鑑」もある。いずれも記録性と資料性を重視している。
年鑑の起源は、古代バビロニアの天文学にさかのぼることができる。1457年には、ヨーロッパで初めて印刷された年鑑が刊行された。今日まで刊行されている最古の年鑑は、1758年にイギリスで創刊された『アニュアル・レジスター』である。日本では1876年(明治9)発行の『万国年鑑』(統計寮訳)がもっとも古く、ついで『日本帝国統計年鑑』(1882。『日本統計年鑑』の前身)、『時事年鑑』(1917)などが刊行された。国際的には国際連合発行の『世界統計年鑑』『世界人口年鑑』、イギリスの『ホイッテーカー・アルマナック』『ステーツマンズ・イヤーブック』、アメリカの『ワールド・アルマナック・アンド・ブック・オブ・ファクツ』、ドイツの『フィッシャー世界年鑑』、フランスの『キドquid』、中国の『中華人民共和国(中国)年鑑』、韓国の『東亜年鑑』『連合年鑑』などが有名である。なお、現在ではオンラインで提供される年鑑もある。
[川井良介]
出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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