デジタル大辞泉 「ロコジャ」の意味・読み・例文・類語 ロコジャ(Lokoja) ナイジェリア中部の都市。コギ州の州都。ニジェール川とベヌエ川の合流点に位置し、河港をもつ。19世紀より英国の交易拠点となり、一時北部ナイジェリア保護領の首都が置かれた。近郊に鉄鉱山がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロコジャ」の意味・わかりやすい解説 ロコジャLokoja ナイジェリア中部の都市。ポートハーコート北北西約 350km,ニジェール川とベヌエ川の合流点付近に位置。 1832年イギリスの探検隊が来訪,50年代末にイギリスの商人が河港を建設,60年スコットランドの探検家 W.ベイキーが町を建設して商業中心地となり,内陸部最初のイギリス領事館が設置された。綿花,皮革,パーム油,パーム核,ヤムイモ,ギニアコーン,シェアナッツ,豆類,魚,キャッサバなどの集散地で,綿繰り,綿織物,パーム油製造などの工業がある。付近で鉄鉱石,石灰石を産出。人口5万 340 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロコジャ」の意味・わかりやすい解説 ロコジャろこじゃLokoja 西アフリカ、ナイジェリア中部、コギKogi州の州都。人口3万9500(1991センサス)、5万6200(2002推計)。ニジェール川とベヌエ川が合流する要衝の地に位置するため、19世紀からイギリスの交易基地として栄え、一時は北ナイジェリア保護領の首都が置かれた。また近くに鉄鉱石の産地があり、南方25キロメートルのアジャオクタに国内初の製鉄所が建設されている。[島田周平] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by