ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワリーエフュチュナ」の意味・わかりやすい解説 ワリーエフュチュナWallis et Futuna 南太平洋,サモア諸島の西方約 400kmにあるワリー諸島,フュチュナ諸島(別称オルン諸島)からなるフランスの海外領。火山島とサンゴ島からなる。ウベア島,フュチュナ島,アロフィ島などの主要な島は火山島で,その周囲には堡礁が発達。1767年イギリス人サミュエル・ウォリスが来航,1842年にまずワリー諸島が,次いで 1888年にフュチュナ諸島がフランス保護領となった。1917年植民地,1961年から海外領。行政中心地はウベア島のマタユチュ。住民はポリネシア系。主産物はコプラ,木材。ニューカレドニアやバヌアツへの出稼ぎも多い。面積 140km2。人口 1万3445(2008)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by