世界大百科事典 第2版「アイアシ」の解説
アイアシ【Phacelurus latifolius (Steud.) Ohwi】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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イネ科(APG分類:イネ科)の大形多年草。根茎は太く、横にはい、短い鱗片(りんぺん)に覆われる。稈(かん)は高さ約1メートル、葉の幅は4センチメートルに及ぶ。葉舌(ようぜつ)は短く、葉鞘(ようしょう)の上端と縁に毛がある。6~10月、稈頂に5~12本に分かれた花序を直立する。花序の枝は三稜(さんりょう)形、小穂が対をなしてつく。小穂の1個は無柄、ほかの1個は柄がある。各小穂は2個の小花からなる。和名は、アシに似るがアシではないためだといわれる。日本全土の汽水域の海岸湿地に群生し、朝鮮、中国にも分布する。
[許 建 昌 2019年8月20日]
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