デジタル大辞泉 「アウグスブルク」の意味・読み・例文・類語 アウグスブルク(Augsburg) ドイツ南部、バイエルン州の工業都市。レッヒ川とウェルタハ川の合流点に位置する。同国最古の古代ローマの都市の一つであり、8世紀に司教座が置かれ、13世紀に帝国都市となった。中世・近世を通じて交通・商工業の中心地として繁栄。1555年、ルター派を認めたアウグスブルクの和議が結ばれた地として有名。富豪フッガー家が建設した集合住宅フッゲライ、アウグスブルク大聖堂などの歴史的建造物が多い。アウクスブルク。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「アウグスブルク」の意味・読み・例文・類語 アウグスブルク ( Augsburg ) ドイツ南部、バイエルン州の都市。ローマ時代に建設され、中世から近世にかけて商業の中心地。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
旺文社世界史事典 三訂版 「アウグスブルク」の解説 アウグスブルクAugsburg ドイツ連邦共和国南部,バイエルン州の商工業都市ローマ皇帝アウグストゥスによって建設されたのでこの名がある。中世末以来,ヨーロッパ随一の銀・銅の産地として知られ,ヨーロッパ商業の中心となった。1276年自由都市となる。最盛期は15世紀後半で,フッガー家・ヴェルザー家などの大金融業者がこの町の支配権を握った。1555年に宗教和議がここで結ばれたことは有名。17〜18世紀にはしばしば戦場となって衰微した。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報